船橋駅徒歩3分。船橋・市川エリア。債務整理・任意整理・過払い金返還の相談。千葉県弁護士会 弁護士 茅山 糧也。弁護士法人船橋中央法律事務所

債務整理手続きの選択

債務整理手続きを実効的なものにするためには、任意整理・自己破産・個人再生のうち最も適切な手続きを選択することが重要です。
以下では、手続きの選択に当たりポイントになる要素をピックアップしてみます。
債務整理手続きの選択にあたってのご参考になさってください。

残債務額の多寡

一番重要なポイントは、残債務額(引き直し計算後の債務額)がどの程度の金額になるかです。
絶対的な金額の多寡もさることながら、あなたの現在の収入と比較して、無理のない返済計画が立てられるか否かがポイントになります。
なお月々の固定費等を除いた可処分所得の多寡にもよりますが、月々の返済額が手取り収入の概ね2割以内に納まる場合には、一応任意整理の手続きによることが可能と判断させて頂くことが多いです。
逆にこれを大きく上回る場合には、任意整理手続きではなく、自己破産手続きか個人再生手続きを検討することになります。
また返済計画の遂行可能性を判断するに当たっては、あなたの年齢、収入増の見通し、お子さんの年齢(大学進学の際などは莫大なお金がかかります)・人数等を総合考慮し、将来的にも無理が生じないような計画を立てることが重要です。

現有財産の有無

住居用不動産、自動車、長期契約の保険等、資産価値が高い財産については、自己破産手続きによると基本的に手放さなければなりませんそのような事態を避けたい場合は、自己破産手続きを選択することはできません。このような場合には、任意整理手続きまたは個人再生手続きによることになります。特に住宅ローンの支払いは従前通り続け、その他の借金は減額することをご希望の場合には、個人再生手続きの利用が有効です。

免責不許可事由の有無

破産法上、借金が増えた原因が極端な浪費、ギャンブル等による場合、また過去7年以内にに自己破産の手続きを行い、免責許可の決定を得た場合等一定の場合には、裁判所からの免責決定を得られない場合があります。これら法定の事由を免責不許可事由といいます。免責不許可事由がある場合には、原則として自己破産手続きにはよらず、任意整理手続きまたは個人再生手続きによることになります。

保証人の有無・担保設定の有無

あなたの債務にご家族の保証債務が付随しているような場合、自己破産手続きによるとご家族に請求が行く可能性があります。またご自宅が抵当に入っているような場合、やはり自己破産手続きによりますと抵当権実行・競売手続きの開始という状況に陥る可能性があります。このような事態を避けるためには、任意整理手続きによることが無難です。仮に返済計画を立てることが困難な場合には、ご家族も含め自己破産手続きをとることまで検討する必要があります。


上記基準はあくまで一般的なものに過ぎませんが、これらの事情を総合的に考慮し、ベストと思われる手続きを選択することになります。もちろん依頼者の方のご希望には最大限配慮致しますので、遠慮なく仰ってください。